■筆記具について

長期保存という観点から、筆記具も耐水性・耐光性を考慮しなければなりません。
耐水性・耐光性が劣る染料系水性ペン、耐光性が劣る染料系油性ペンは長期保存には不向きです。筆記具としては、「顔料系水性ペン」「顔料系油性ペン」等をおすすめいたします。顔料系ペンは、にじみや裏写りがなく、耐水性・耐光性に優れております。
「鉛筆」も黒鉛ですのでよいですが、摩耗に気をつける必要があります(摺れに弱い)。「タイムカプセル相談室」もご参考ください。

長期の安定性(耐水性・耐光性・耐薬品性)に優れる「顔料系水性マーカー」

国内外で公文書・重要書類の筆記具として使われております
顔料系水性ペンに属し、紙に書いてもにじみや裏写りがなく、耐水性・耐光性・耐薬品性試験で高い評価を受けております。現在の所、国内はもちろん海外でも認知され、戸籍簿等の公文書の筆記具として使われている筆記具の一つです。また、インキはACMI(米国画材協会)に認定されており、キャップはISO11540に適合しています。 タイムカプセルで未来への手紙等を、よりきれいな形で残したい方に特におすすめです!!

PIGMA
 インク色:黒 線幅0.5mm
カプセル同時申込 200円税別

※こちらの商品のみの販売はいたしません。

納期:3営業日
長期保存向け筆記具PIGMA
 

■紙について

紙には、大きく「酸性紙」と「中性紙」があります。一般に、従来は比較的安価で品質が安定している酸性紙が主流を占めてきました。しかし、この酸性紙が紙の酸化が進む現象で、退色が目立つという性質があり、長期保存には不向きであることが近年問題となってきました。 そこで、白色度が高く、長期保存に適した中性紙が作られるようになりました。通常の空気中に限らず、タイムカプセルで埋める際でも、よりよい状態で残すことをご希望であれば中性紙の紙をお勧めします。
また、和紙もおすすめです。紙は2000年以上前に中国で発明され、7世紀初めに日本へ渡りました。伝統的な手漉きの日本の和紙は桑科の楮、ジンチョウゲ科の雁皮、三椏など長く強い繊維が原料で、1000年以上もっています。(従来日本の紙幣は、三椏などを原料としてます)。伝統的な和紙は、繊維が長くて太く物理的に丈夫で、紙を酸性化させる硫酸アルミニウムや蛍光染料を使っていないという点で長期保存に向くと言われています。
紙についての詳細情報は、タイムカプセル相談室をご参考ください。

強度と白色度の耐久性を有する究極の長期保存性に優れた上質紙(耐久性1000年)

光や熱で変色したり、分解して酸性物質をつくったりする「リグニン」といわれる物質をゼロにし、パルプを分解する「硫酸アルミニウム」と色あせを進める「蛍光染料」を取り除き、原料や薬品を厳選した究極の長期保存用上質紙です。米国の規格・試験により、「耐久性1000年」の基準を満たしております。
警察の調書用などに実際に使われており、タイムカプセルで未来への手紙等を、よりきれいな形で残したい方に特におすすめです!

OKプリンス上質21
OKプリンス上質21
完売終了

※中性紙をご使用ください。

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